お知らせ
2017.09.09
【のうしスタッフコラム】ツインキャップに絡みついている葉っぱ。あれって何?
いよいよ秋到来!農試公園の秋風景といえば、ツインキャップの紅葉です。
9月に入り、ツインキャップ館内の光庭から見える葉っぱから、徐々に色づいてきています。
「でも、あの葉っぱって何だろう?」と疑問をもたれている方もいらっしゃるはず。
今回は、ツインキャップに絡みつく葉っぱと紅葉について、ご紹介します。
ツインキャップに絡みつく植物は、ツタ(ナツヅタ)といい、ブドウ科の植物です。
別名には、アマヅラ、モミジヅタなどがあります。
日本では古くから親しまれてきた植物で、日よけとして使用したり、建物の温度を上げないようにするためにも栽培されてきました。ぎざぎざとした葉の形が特徴的で、昔から家紋など様々な文様のデザインに用いられています。
農試公園では、サクラが咲いている5月中旬頃から葉がつき始め、夏にはツインキャップサンルームを覆い隠すように、青々とした葉を伸ばします。そして、10月上旬頃から徐々に色づき始め、10月中旬~下旬には、鮮やかな紅葉をお楽しみいただけます。
現在のツインキャップはこんな感じですが・・
紅葉の見頃時期にはこんなに真っ赤に!
あまり知られていないですが、壁や木などに絡まると離れないことなどから、ツタの花言葉は「永遠の愛」「結婚」。そう考えると、秋の紅葉は、ツインキャップが恋をして、ほほをポッと赤く染めているように見えてきませんか♪