お知らせ
2017.10.07
10/5(木)イベント「秋の星座観察会」開催しました!
秋が深まるにつれ、だんだんと暗くなる時間が早くなってきた今日この頃。
そんな秋の夜長を楽しむために、10/5(土)に「秋の星座観察会」を開催しました。
当日の夜は、星見日和と言うべき絶好の快晴!
札幌市青少年科学館の方々にご協力いただき、観察を実施しました。
こちらの望遠鏡を使って観察開始。
この日は、月がまもなく満月になるタイミングで、
望遠鏡でのぞくと目がちかちかするほどまぶしく見えました。※正面の明るい光が月です。
観察の楽しさを更に盛り上げるのが、天文指導員の方々によるお話。
観察の仕方や秋の星座はもちろん、星にまつわるステキな物語などをわかりやすく教えていただけるので、
どんどん星座観察の世界に引き込まれていきます。
クライマックスは、移動天文車に搭載された巨大な望遠鏡を使用した観察。
この望遠鏡では、肉眼では判別できない星の色や月のクレーターを観察することが出来ます。
今回は「アルビレオ」という二重星(2つの星が近接しており、肉眼では1つの星に見えるもの)が観察できました。
アルビレオは白鳥座のくちばしに当たる星で、望遠鏡で観察すると片方がオレンジ色、もう片方が青色に見えます。※新潟を本拠地とするプロサッカークラブ「アルビレックス新潟」のチーム名は、この星に由来しています。
宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」では、この二重星をトパーズとサファイアと例えて紹介しており、
あの輝きをずっと見ていたいと思うほど、とてもきれいな星でした。
これから冬になれば、星座観察シーズンの到来!
北海道にはさまざまな場所に星見スポットがあるので、イベントを通じて興味を持たれた方は、
星座観察に出かけてみてはいかがでしょうか?